けんちく工房邑は茨城県つくば市を拠点に、板倉工法や民家再生をとおして、自然素材による住まいを設計から施工まで請け負う、無垢の木の家をつくる地域ビルダーです。

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これまでの仕事

民家再生・リフォームの仕事

常総の家(Y邸)民家再生・リフォームの仕事

竣工2017年4月所在茨城県常総市
種別現地再生延床64.2坪
屋根金属製瓦(既存部分)・ガルバリウム鋼板外壁杉板目板張・砂漆喰
開口木製建具・アルミサッシ内装杉板・砂漆喰ほか
暖房床暖房・エアコン

明治25年に建築された民家を二世帯住宅に再生しました。
大正12年に発生した関東大震災で大きな被害を受け補強工事を行い、 平成23年の東日本大震災では屋根が被災し、金属製の屋根に葺き替えられました。
また、幾たびか水害にも遭っています。特に再生工事の一月前に起きた鬼怒川の 越水により、床上浸水の被害を受けました。
度重なる災害を経験してきた建物が安全な住まいに生まれ変わりました。

歴史を感じる格式高い玄関を入る。
共通の玄関スペースには広めの玄関収納を配置。

若い世帯の居間空間。
天井を高くとり、隠れていた骨太の梁をあらわしました。
ステンドグラス作家の夫人の作品を各所に配しています。

キッチンから居間を見る。
家族との会話、窓から見える南側の庭。
四季の移り変わりを感じながら家事を楽しむことができます。

2階の寝室に続く階段から北側に広がる庭を望む。
南北の風がよく通ります。

南側の庭から若い世帯の住まいを見る。
格子付の網戸と木製のデッキ
春は梅見、夏は線香花火、秋はお月見、冬は雪見と一年通して楽しめます。

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