栗原の家(O邸)民家再生・リフォームの仕事
竣工 | 2009年6月 | 所在 | 茨城県つくば市 |
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種別 | 移築再生 | 延床 | 58.6坪 |
屋根 | ガルバリウム鋼板(生板) | 外壁 | 砂漆喰 |
開口 | 木製建具・アルミサッシ | 内装 | 杉板・漆喰ほか |
暖房 | 薪ストーブ |
日光市今市に建っていた農家の柱、梁を生かして新築しました。

外観
単純な切妻屋根ですが、下屋の屋根をまわして安定感を出しています。
左側にあるパネルは太陽熱温水器用のものです。

玄関ポーチの土間は三和土風に試作したもので、豆砂利を洗い出しで仕上げています。
外部の壁は黄土を入れた漆喰壁です。

軒を深く出すことにより、夏の暑い陽射しをさえぎり涼しげな空間をつくりだしています。

茶の間
力強く、太く、長い梁が交差する大きな空間です。
床はカラ松のフローリング、天井は2階の床下地を兼ねて杉の厚板を張っています。

薪ストーブ
背面に積み上げた大谷石や床のレンガは古屋の解体時に発生したものを再利用しました。

隣接するブルーベリー畑での作業から戻ってきて、靴を脱がずに食事の支度ができるように、土間にしています。
床は冬でも寒くないように、土を入れたモルタルで仕上げています。