かすみがうらの家(I邸)民家再生・リフォームの仕事
竣工 | 2012年11月 | 所在 | 茨城県かすみがうら市 |
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種別 | 現地再生 | 延床 | 52坪 |
屋根 | 三州いぶし瓦 | 外壁 | 杉板(茶色塗装)・漆喰 |
開口 | 木製建具・アルミサッシ | 内装 | クレイペイント・シナ突板ほか |
暖房 | エアコン |

東日本大地震(3.11)で被災した、築80年の古民家の現地再生。
瓦屋根と構造材だけを残した状態で建物を持ち上げ、基礎から造り直した。

間取りは、写真手前(畳敷き)の祖母の部屋を中心にプランニングされた。
白壁はクレイペイント、フローリングはクルミの木。

リビングに面して、祖母室・玄関・客間を見渡すことの出来るキッチン。
写真中央に建つのが大黒柱。

リビングから、上部吹抜けを見上げたところ。
ロフトの床を一部スノコ状にする事で、光と風の通り道を確保した。

リビングの床から40cm上がった、畳敷きの客間。
大きな窓は、既存の差鴨居のさらに外側に設置した。

5人の女性が入れ替わりで使う、広い洗面所。
化粧鏡の上にはハイサイドライト。

男性が1人で籠(こも)るためのロフト(小屋裏)。
既存の丸太梁をよけて、縫うようにして造った場所。