けんちく工房邑は茨城県つくば市を拠点に、板倉工法や民家再生をとおして、自然素材による住まいを設計から施工まで請け負う、無垢の木の家をつくる地域ビルダーです。

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新築の仕事

浦和の家(M邸)新築の仕事

竣工2017年6月所在埼玉県さいたま市
種別新築延床30坪
屋根ガルバリウム鋼板外壁砂漆喰/杉板
開口木製建具・アルミサッシ内装杉板
暖房床暖房

「板倉構法※」の住まいです。
※板倉構法とは、「柱と柱の間に杉の厚板を落し込むことで壁を構成する伝統構法です。落し込み板の外側に縦木摺り板を打つことで構造耐力を確保しています。(外壁板張りの防火構造も可能です)

外観 外観

外装は1階を板張りとし、柿渋系塗装。街並みを考慮して、やや明るめの色を選定。
玄関廻りと2階は漆喰仕上として変化を持たせました。

玄関

玄関土間と室内の間に障子(破れにくいワーロン紙を使用)を設けることで、プライバシーの確保と冬場の冷気侵入を緩和しています。

リビングリビング

リビングや水回りを2階に配し、勾配天井に天窓を設けることで、明るくのびやかな空間が生まれました。

個室

個室は間仕切りを設けない大きな空間とし、家族の成長に併せた変化が可能なよう設備と窓配置に配慮しています。

キッチン キッチン

キッチンの収納は建具も含めフルオーダー。
ライン引手(タモの)にしたことで、スッキリとしたデザインに仕上がりました。

ランドリールーム

ランドリールームには天窓と換気扇を設け、日射と通風を確保しています。

階段

階段は、基本モジュールよりも5寸広げ幅員を確保。
勾配を緩やかにすることで、幼いお子さんでも手すりにつかまり独りでの上り下りが可能になりました。

門扉

門扉は、錆びにくい亜鉛引きの鉄骨で設計・製作。
建物本体と併せて全体的に縦ラインを強調したデザインとしました。

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