けんちく工房邑は茨城県つくば市を拠点に、板倉工法や民家再生をとおして、自然素材による住まいを設計から施工まで請け負う、無垢の木の家をつくる地域ビルダーです。

屋根（軒）が大きく迫り出した、玄関・アプローチ。
床に青磁をちりばめた広い土間には、クロスバイクが納まる。

縁側が鉤（かぎ）の手に廻る南側の庭。
みどり野の宅地一体型民有緑地にたたずむ家。

システムキッチンを中心に据えた、開放的な台所。
棚板にはパイン材、内装には月桃紙の明るい色づかい。

床暖パネルを敷設したカラ松のフロアから、１段（12cm）上がった和室。
猫間障子を開放すると、コナラの樹林地がひろがる。

ササラ桁とカウンタ・収納を組み合わせた階段。
ヒノキと鉄を併用した手摺りは、背景の淡い光をリビングへ導くための工夫。

2階の子供部屋・連窓から樹林地を眺める。
左側に見える梯子は、ロフトへと通じる。

2つあるロフトを繋ぐキャットウォーク。
床をすのこ状にすることで、天窓からの光を家の中心へと導く。