けんちく工房邑は茨城県つくば市を拠点に、板倉工法や民家再生をとおして、自然素材による住まいを設計から施工まで請け負う、無垢の木の家をつくる地域ビルダーです。

外観。
屋根は和型のいぶし瓦で葺き、四方軒がある寄棟となっています。
壁は漆喰に砂を混ぜた砂漆喰左官仕上げで、真っ白ではなく黄色が少しだけ入っています。

北側外観。
深い軒があるので雨が降っても家の周りを濡れずに歩くことができます。
柿木の葉っぱの緑が鮮やかです。

南側外観
大きな開口とウッドデッキ
緩やかな角度の屋根とその奥に広がる空が沖縄の風景を思わせます。

玄関の様子
土間は玉砂利洗い出し仕上げ。
壁は外壁同様に砂漆喰左官仕上げ。
建具は古建具。
伝統的なデザインを取り入れ落ち着きのある雰囲気となりました。

廊下から玄関を見る
ほんの少し幅を広く取り、余裕のある広さとなっています。
大きめの収納があり、扉を開いても狭く感じません。

居間からキッチンを見る
天井は屋根を構成する構造材を表しにした、勾配天井となっています。
天井が高く、間仕切りもないのでとても広々とした空間です。

キッチンから居間を見る
障子、ガラス戸、網戸はすべて引き込むことができるので、
窓を全開口することで、さらに開放感のある空間となります。

和室
畳は本床畳を使用しているので井草のさわやかな香りがします。