城里の蔵と塀(H邸)そのほかの仕事
竣工 | 2015年6月 | 所在 | 茨城県城里町 |
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種別 | 増築 蔵 | 延床 | 12坪 |
屋根 | 古瓦(いぶし)、カラーガルバリウム鋼板 | 外壁 | 杉 本実加工板 |
開口 | 木製古建具・アルミサッシ | 内装 | 杉 本実加工板 |

蔵の外観
元々この場所には穀物蔵があった。
老朽化により建て替え。板倉工法により行いました。

屋根
元々の蔵に葺かれていた瓦屋根を再利用する。
昔の瓦は形がまちまちであるがその分味わいがある。

扉
元々の蔵から大戸を再利用する。
今は錆びつき動かないが取っ手として南京錠を残す。

外壁
手入れの行き届いた庭の中に、木肌むき出しの蔵がたたずむ。
生きる樹木の中に、大工によって生かされる木。

板塀(横大和張り)
視界を遮り、気配を感じる。程良い距離感を生む。

板塀(外観)
風は通し、高さによって光を通す。