けんちく工房邑は茨城県つくば市を拠点に、板倉工法や民家再生をとおして、自然素材による住まいを設計から施工まで請け負う、無垢の木の家をつくる地域ビルダーです。

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建て主さんの声

白山の家(K邸)

白山の家(K邸)~2002年竣工写真

けんちく工房邑をお知りになったきっかけなど、教えてください。
「木の家に住むことを勉強する本」で見て、家づくりを考えたとき、多くの本を買いもとめて調べました。そのとき、最初に見て気にいったのが、板倉の家でした。ただ、都心でこの家は無理かなと思い、他をいろいろ見ました。外断熱の家をみて、気にはいったのですが、一日中換気扇をまわすことに、省エネがいわれているいま、抵抗があり、決められず、そこで、だめでもともとあたってみようとつくばまで行きました。いろいろ見せていただき、ここならばと決めました。
「家づくり」で最もこだわった点は?
バリアフリー
夏涼しく、明るい家
足がわるくなっても動ける家
私のアトリエをつくること(奥様)
木の家に住んでみての感想をお聞かせください。
暖かい家です。(住んで2日目に雪が降りましたが、家が暖かく、感心しました。)
木材の経年変化で、割れはありますが、家全体の狂いはあまり感じません。(強いて言えば、大きなサッシが少し重くなったかな -狂いが原因かどうかは不明)玄関の2重サッシの戸が重くなってきました。我々が老いてきたのも原因かも。
今、猫を2匹かっています。猫のよろこぶ家をつくったようです。梁の上をゆうゆうと歩き、日だまりがいっぱい。
ご自宅で「最も居心地のよい場所」と「最も居心地の悪い場所」を教えてください。
最も居心地のよい場所 …居間、アトリエ
最も居心地の悪い場所 …特に無し
「ここはこうしておけば良かったかな~」などの失敗談を教えてください。
2階の洗面台まわりは、木に拘らない材質選定の方が良かった。
玄関の戸を1枚でなく、上に30cmくらいの窓をつければよかったかな。夏に、そこだけをあけておけると、風がとても通る。
アトリエの台所の窓をもっと大きくしておけばよかった。
ロフトの窓のサッシの開く方向が逆でした。ロフトの窓が全部あけられればよかった。
工事期間中の想い出など、お聞かせください。
暑い夏でした。
工事現場によくきましたので、自分の家ができてくるのを楽しくみていました。
今後、木の家を建てたいとお考えの方へ、アドバイスなどお願いします。
夏涼しく、冬ぬくい家です。
我が家では、居間にとても風が流れるため冷房をつけることがほとんどありません。体にやさしい家です。梅雨のとき、うっとうしさがありません。布団を太陽にあてられなくても、じめじめした感じがありません。梅雨のときは、湿度が高いので戸がとても重くなります。これだけ湿気をすって室内をさわやかにしていることがわかります。

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