けんちく工房邑は茨城県つくば市を拠点に、板倉工法や民家再生をとおして、自然素材による住まいを設計から施工まで請け負う、無垢の木の家をつくる地域ビルダーです。

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下屋新築

掲載日:2019-04-02

中野の家(S邸)より

つくば市中野で築150年以上の民家を改修しています。
土台、柱、梁、小屋組みの構造材と瓦葺きの大屋根は残しつつ、それらをいかした改修工事をすすめてゆきます。

民家の東側に下屋を追加する様子を今回、レポートしてゆきます。


新しく打設した基礎に大工が手で刻んだ土台、柱、桁、梁を取付けたところです。


桁の上に垂木を等間隔にのせて取付けてゆきます。


垂木の上に野地板を張ってゆきます。
厚み30mmある杉の無垢板なので強度があります。


軒先からすべて張ったところです。
この部屋の天井はこれが仕上げになります。
あとは屋根面に板金を葺いて下屋の屋根は完成です。

ここで問題です。写真の中に追掛け大栓継ぎという大工の技が使われています。
みなさんわかりますか?

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