民家再生中①
掲載日:2017-06-20
島田の家(Y邸)よりリポート
解体前の写真。
この場所に建ててからは百数十年の建物ですが、実は構造材は別の場所から移築してきたものだそうです。
実際、梁や柱の仕口をみても、元は江戸時代後期の建物であると推測されます。
解体工事がほぼ終わり、骨組みだけの状態です。
囲炉裏で燻された梁がむき出しとなり、古い軸材が重厚感を醸し出しています。
新しく交換する土台、梁、柱は現場にて大工さんの手刻みですすんでゆきます。
腕がいい棟梁なので綺麗に納まります。
次回は、基礎工事、屋根工事をレポートしてゆきます。