茅葺き替え
掲載日:2020-04-20
つくばみらいの家(Y邸)より
およそ40年前に茅葺屋根の上に被せられた板金屋根を解体し、現れた茅を葺き替え、再び茅葺屋根を魅せる工事が始まりました。
平屋50坪の大屋根は大きく解体するだけでも一苦労。
中から現れてきた表面の茅は傷んでいました。また、当時の板金葺き工事で茅葺きに必要な垂木などを切断して板金を被せていました。
新規で垂木を取り付けて、軒先から茅を葺き始めます。
軒を深くするために幾重にも茅を葺いては竹で押さえの作業を繰り返します。
軒先が深くまで葺きあがってきたところです。
これからは少しずつ上にあがっていきながら葺き替えていきます。
完成まではもう少しかかりますが、日本古来の姿に戻るまで楽しみです。